身体にやさしく虫よけ対策 蚊帳特集

暖かくなり、虫が気になる季節になってきました。

寝ている間に蚊に刺されたり、ブーンという虫が飛んでいる音で起きてしまったり・・・そんな経験はありませんか？

飛び起きて部屋中にスプレーをしたり、蚊取り線香や電気蚊取りをつけたり・・・。

虫よけ対策したいけれど、防虫剤の化学物質を吸い込みながら眠りたくない、特に赤ちゃんや小さなお子様への影響を考えると、できるだけ自然のままで虫よけしたいという方も増え、最近では蚊帳(かや)の人気が再び高まってきているようです。

また、エアコンが苦手だから窓を開けて寝たいけど虫が心配・・・という方にも蚊帳はおすすめです。

蚊帳ってどんなもの？

蚊帳(かや)は、寝ているときに布団やベッドを覆う網で、蚊や害虫から人を守ります。英語では「モスキートネット」と呼ばれます。

外からの蚊や害虫を物理的にシャットアウトできるので虫よけ効果が高く、1mm程度の網目となっており、虫は通さず風は通します。

大きな布で覆ってしまうため、蚊取り線香や虫よけスプレーなどのように薬剤に頼らないので身体への影響もなく安心です。

殺虫剤のようなものをあまり使いたくない方、赤ちゃんや小さなお子様にも安心して使えて、お昼寝にも便利です。

蚊帳は中国から伝来したもので、江戸時代には庶民にも普及し、夏の虫よけ対策として愛用されてきました。

殺虫剤の普及や空調設備の発展により、昭和の後期ごろから蚊帳の需要は減少しましたが、昨今ではエコロジーの観点や薬品アレルギー対策として、電気も薬品も使わない防虫手段である蚊帳が見直され、人気が再燃してきています。

蚊帳の効果

蚊帳の1番の効果は本来の目的である虫よけです。細かい網目で、風は通しますが虫は通さないのが特徴です。

蚊だけでなくゴキブリやムカデなどの害虫もガードできる優れもの。

最近の家は気密性が高く、いったん殺虫剤を使うと化学物質だらけの空気を長時間吸っている気がしてならないし・・・、特に赤ちゃんや小さなお子様には虫よけ剤に含まれる成分が害を与える場合がありますので、むやみやたらと防虫剤を使いたくないと思っている方も増えています。蚊帳を使えば窓を開けて寝ても安心ですし、きれいな空気の中でぐっすり眠れます。さらにエアコンが苦手な方や、殺虫剤などの薬剤に対するアレルギーや化学物質過敏症などに悩む方にも最適です。

また、エアコンや殺虫剤にかかるコスト削減のメリットもあります。蚊帳は一度買ってしまえば破けない限り次の夏も、その次の夏もずっと使うことができますので、とってもエコで経済的です。

昔ながらの吊り下げ式のもの、折りたたみ式で手軽に使えるタイプのものなど、この夏、寝装プラザ福田では蚊帳の取り扱いを始めましたので、ご紹介いたします。